9月23日
2019.09.23 Monday 18:58 | comments(0) | kpmi0008
私はウイーンに来ると必ず見る絵があります。
それはウイーン美術史美術館のピーター ブリューゲルの絵です。
ブリューゲルは人間の愚かさを独特の視点で風刺した優れた絵を沢山残しています。
彼の絵はどれも好きですが、中でも断食中の修道女が、酒と肉を食べて太っている男と武器を持って対峙している絵が好きです。
数年前に、内容が、食事は腹いっぱい食べたほうがいいのか、食べない方がいいのかを議論するテレビ番組に招かれて話したときに、この絵を思い出していました。
写真は、ブリューゲルの絵と、最終日にウイーンフィルの定期演奏会でのムジークフェラインでのものです。ここで聴けたマーラー交響曲4番は、まるで天上の音楽でした。