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6月15日

2019.06.17 Monday 15:21 | comments(0) | kpmi0008

『こんなものに包むから病気になる』

 コンビニなどで市販されているおにぎりの品質は徐々に改良されているかも知れませんが、そもそも、それを包んでいる包装材が良くありません。ポリエチレンとか、PETボトルで使われているポリエチレンテレフタレートなどで出来たものが使われています。このような工業的な材質のものからは有害な物質が溶け出している…という話は置いておいて、もっと貪欲に、包装材の有効性に着目してみましょう。

 先ず、このような包装材は、現代の技術によってどのような物質も溶け出すことが無いように改良され続けています。しかしそれは、おにぎりを変質や腐敗から守ったり、更には健康効果を付与するなどと言った機能を度外視した方向に進んでいることにもなります。

 そのため、このような包装材でおにぎりを包んだ場合、おにぎり自体に防腐剤や合成保存料を混ぜておかなければ、時間と共におにぎりが変質し、腐敗を始めます。結局のところ、包装材の安全性は高まったかも知れませんが、おにぎりの安全性を高めることにはなっていないことになります。

 掲載した写真の右側のものは、年輩の方なら懐かしいと思われるかも知れません。昔は皆このような、木を薄くスライスしたものでおにぎりを包んでいました。これは「経木(きょうぎ)」と呼ばれるもので、材質は杉(スギ)が多く、次には桧(ヒノキ)も使われることがありました。では、なぜ、おにぎりを経木で包んだのでしょうか?

 答えは多くの方がご存じのことと思いますが、おにぎりを経木で包むと、おにぎりが変質したり腐敗したりしなくなるからです。杉を例にするならば、杉の材に含まれている各種の成分が、変質や腐敗を防いでくれるからです。

 どのような成分が含まれているかについて一言で言えば、それは主に精油成分であり、テルペン類に分類される物質群です。杉が生えている時には幹が腐ったり、カビが生えたりしません。それは、杉自体が自らを守るための各種成分を含んでいるからです。

 更には、経木で包むと、おにぎりに健康効果が付加されることになります。経木に包まれたおにぎりを食べる前に開封すると、杉の良い香りがします。それが、ヒトを健康にしてくれるわけであり、アロマテラピーと同様の効果だと言えます。

 このように、私たちを取り巻く環境は、大切なものを次々と失いつつあります。それらを徐々にでも取り戻していけるように、ひとまず経木を大いに使おうではありませんか。100枚セットで千円前後で入手できそうです。

 

 

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