山田所長ブログ facebook 杏林予防医学研究所

4月8日

2019.04.08 Monday 11:24 | comments(0) | kpmi0008

【「音」にまつわるシンクロニシティ】

5月からの新元号「令和」が万葉集に由来するという話を受けて、自宅の現代語訳版に久々に目を通していました。その中に、こんな句があります。

<我がやどの花橘にほととぎす今こそ鳴かめ友に逢へる時> 大伴旅人

庭の橘の枝にとまっているホトトギスよ、友人が来ているのだから、今このタイミングで美しい鳴き声を聞かせてほしい――。「音」こそ、自分が客に提供する最上のもてなし・馳走であるという、常日頃の私の心情と繋がる歌です。

昨日の東京でのセミナー後、私自身がまさにそれを体感する出来事がありました。

以前からご縁のあるプロゴルファーの横田真一さんに招かれて、横田さんが麻布十番にオープンしたオーガニック料理のレストランに行ってきました。そこで提供されている料理はどれも本当に素晴らしく、食材へのこだわりも並々ならぬものがあります。オーガニックワインも、添加物が含まれておらず、なおかつ悪酔いしないような体に優しいものを、私のために選んでくださるという徹底ぶりでした。

写真は、一番左のボトルは無数の食品添加物が含まれるワインで、右へいくほど添加物が少なくなっています。いわゆる「Bio」(ビオワイン/左から2番目)でも実際には添加物まみれである現状がうかがい知れるわけですが、横田さんのお店では一番右(添加物フリー)のものしか扱っていないそうです。

しかし、私が最も驚いたのは、お店でレコードが聴けることでした。しかも、そのほとんどがジャズのレコードであった中で、唯一のクラシック盤がベートーヴェンの「第九」、それも、普段から私が愛聴している、1954年にスイスのルツェルン音楽祭で録音された、晩年のフルトヴェングラー指揮の“大名演”のレコードだったのです。

フルトヴェングラーといえば、クラシック音楽ファンなら誰もが知る名指揮者で、特にベートーヴェンの楽曲の指揮は「神」ともいわれるような存在です。こんな素晴らしいものを聴けるとは思いもよらず、なおかつ、それを聴きながら最高の食事を満喫するという、至福の時間を過ごすことができました。「友人が来ているのだから、今このタイミングで美しい音を聴かせてほしい」。まるで、そんな不思議な力が働いたかのようでもありました。

皆さんもぜひ、横田さんのレストランを訪れてみてください。そしてその際には、「ルツェルン録音の第九」をぜひリクエストしてください。とりわけ3楽章と4楽章は最高です。

横田さんのお店「Bonne Santé de YOKOTA」(ボンサンテ ヨコタ)
https://www.bsante.jp/

 

 

 

 

コメント
コメントする

 カレンダー

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

 最新記事

 アーカイブ

 モバイル

qrcode

 山田豊文所長プロフィール

 ページ内検索

 その他

ページトップへ