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12月20日

2018.12.20 Thursday 15:20 | comments(0) | kpmi0008

今朝たまたま見つけた『葵唐草』の本の中で、葵は思慕 絆
さらに神と人をつなぐという嬉しい一文に出会えました。
まさしくそれは私が思う葵にぴったりの言葉だったので、
5年前に投稿した私の葵の記事を再投稿します。

この「葵」というのは「フタバアオイ(3枚目画像)」という植物をさしているのですが、この植物がいったいどのような力を持っているというのでしょうか…。

すごく立派で綺麗な植物、と言いたいところですが、画像のように、林の下草として地を這うように生えていて、決して目立たないものです。
では花が一段と綺麗なのか?と思うかも知れませんが、これも写真のように小さくて、うつむいていて、冴えない色です。
しかもこの花には蜜線がありませんから、良い香りもしませんし、昆虫も寄ってきません。
世の中には、この葵よりもずっと大きく、ずっと逞しく、
何十倍も綺麗だと思わせる花を付けるものがたくさんあります。
それにもかかわらず、この植物が天下を取った人々に選ばれたのです。

私が尊いと思うのは、このような林床に生える目立たない雑草を、家や一族のシンボルにしようとした人たちがいたことです。彼らはよく観察していたのだと思います。そして、人間の生き様と重ね合わせていたのではないかと思います。

野生のフタバアオイが生える林の中は、直射日光が差し込むことはありません。
ですから、フタバアオイは「脚光を浴びよう」などとは思っていないのです。
また、「大きな花を咲かせよう」とか、「良い香りや密を出して皆を惹き付けよう」などといった邪念も持っていないのです。
受粉のために昆虫の力を借りようとも思っていないということです。
そのような生き方が、とても美しく見えたのだと思います。

 

 

 

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