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11月29日

2018.11.29 Thursday 13:06 | comments(0) | kpmi0008

『乳がんに絡む、平行した二つの世界』

 「知らないから食べてしまう」「美味しいから食べてしまう」「食べ物と乳がんの関係なんて信じられない」などという声が聞こえてきそうです。この前もお伝えしたように、乳がんの6〜7割はホルモン性の乳がんですが、これが発生する原因の一つは、牛に強勢的にミルクを出させたり、強勢的に肥育したりするために牛に投与される、各種の人工的なホルモン剤にあります。このようなホルモン剤は、健康な女性の体内で自然に作られるホルモンとは分子構造が異なり、人工的に安価に製造できて、目的を達成するための効力が強く、それでいて長期的に出る副作用などは殆ど無視したものです。そもそも、ミルクを搾り取ったり、肉を食べることが目的ですから、牛の健康長寿などは目的にされません。その人工物質が、あなたの体内に入るのです。特にホルモン受容体を多く発現している細胞が、その人工物質を受け止めますから、苦しくなってがん化するのは当然じゃないでしょうか? もっと言えば、がん化しない方が不思議なのです。

 掲載した写真の記事のうち、左側のものは、日本人の牛肉の消費量が5倍に増加すると、ホルモン依存性のがんが5倍に増えた、とする記事です。このようにして、私たちも含め、真実を追求して、皆さんに正しいことを伝え広めようとする人は決して少なくありません。しかし、それがなかなか人々の間に浸透して行かないのです。「美味しいものを紹介する」テレビ番組は非常に多いです。軟らかくて美味しそうな牛肉や、ミルクたっぷりのスイーツなども紹介され、食リポ担当者が「おいしい〜!!」と感激しているシーンが度々採り上げられます。それを見て触発され、肉やミルクに潜む危険性などは、たとえどこかで聞いたことがあったとしても、すっかり吹き飛んでしまいます。そして、がん患者が次々と作られてきているのです。

 一方で、掲載した写真の右側の記事は、「乳がんと戦う15人の女性」をテーマにした記事です。抗がん剤の副作用(有害作用)で、髪の毛が抜け落ちた15名が頑張っているシーンが描き出されています。抗がん剤で乳がんが治るなどと、いったい誰が言ったのですか? 抗がん剤を作っている製薬メーカーでさえも、がん組織を縮小させることができても、がんを治すことはできないと言っているわけです。そのようなものを彼女たちに投与し、脱毛させ、造血機能も免疫力も極度に低下させ、心身共に極度に苦しめているのです。なぜ、そんな行為が許されるのでしょうか? 彼女たちがホルモン性の乳がんであった場合、ホルモン療法も併用されているはずですが、例えば抗エストロゲン剤が併用された場合、その第一選択薬のタモキシフェンは強烈な発がん物質でもあります。ホルモン療法に使われる薬剤は他にも色々ありますが、そのどれもが、後に取り返しのつかない事態を生みます。「頑張っている15名の彼女たち」が、本当に気の毒で仕方ありません。写真に写っている女性が作り出している笑顔が、大変痛ましく見えてしまいます。

 なお、12月2日(日)の細胞環境デザイン学・臨床検討会のときには、皆さまからの要望が多かったため、乳がんに関する特別講演を行う予定をしています。一人でも多くのご参加をお待ちしております。

 

 

 

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