6月14日
2018.06.14 Thursday 10:10 | comments(0) | kpmi0008
本日発売の『週刊新潮』に2週連続でトランス脂肪酸に関する私の取材記事が掲載されました!
私のコメントが掲載された、市販のパンに含まれるトランス脂肪酸についての前号の記事が大反響とのことで、「山田先生のコメントを次号でも掲載させてほしい」と、新潮社の編集者から連絡が来ました。
今回の特集は「パン」に関する続編です。前号ではマーガリンやショートニングなど、トランス脂肪酸の摂取源となる加工油脂の問題にフォーカスされていましたが、パンには他にもさまざまな問題が山積しています。
これだけの高リスク食品が、主食(米飯の代用)として日本の食事に深く浸透してしまっていること、特に朝食の定番になっていること、さらには学校給食や病院給食でも頻繁に提供されていること、その結果、“週に数回”程度ではなく毎日のように口にしていることなどをふまえると、日本中の人たちが不自然なパンによってどれだけの健康被害をこうむっているか、もはや計り知れません。特に、育ち盛りの子どもたちへの悪影響を想像すると、本当に心が痛みます。
油は脳にとって最も重要な栄養素です。多くの人はこの事実を知らないのです。
今回の掲載号は本日発売されたばかりです。ぜひ皆さんもお読みになってください。そして、前号や今号の記事を通じて、一人でも多くの人が不自然なパンを食べるのをやめることにつながっていけば・・・と切に願っています。