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4月6日

2018.04.06 Friday 15:14 | comments(0) | kpmi0008

今朝は、兵庫県宝塚市で行われた大相撲の春巡業に行ってきました。そこでは横綱・白鵬関に会い、「油の重要性」について改めて話をしてきました。

こうした巡業先で力士たちの昼食として提供されるのは、なんとコンビニ弁当です。質の悪い油や食品添加物の温床ともいうべき代物を、約1ヶ月も続く地方巡業で食べ続けていれば、彼らの細胞の環境はこれでもかというほど悪化することでしょう。こんな状態で本場所を迎えるのかと思うと、暗澹たる気持ちになります。

写真の白鵬関が手に持ってくれている『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』(河出書房新社/2007年刊)は、私の代表作であると共に、油の重要性を日本に知らしめた初めての本だと自負しています。

プロローグでは、グリーンランド在住のイヌイット(血液中のEPAとアラキドン酸の比率がほとんど同じ)は心臓のトラブルが非常に少ないのに対し、デンマークに移住したイヌイット(EPAがアラキドン酸よりも非常に少ない)では、デンマーク人と同じくらい心臓病が増加しているという研究結果を紹介しました。グリーンランドではアザラシなどの海獣の肉(オメガ3が豊富)を食べるのに対し、デンマークではいわゆる欧米型の食事(飽和脂肪酸やオメガ6、トランス脂肪酸が多い)をとっていることも、この研究で報告されています。

また、この本の帯では、“食生活の中にトランス脂肪酸を持ち込んだことは、過去100年間で食品産業界がやらかした最大の悪事”という、ハーバード大学のウィレット博士のコメントも紹介し、本文中でもトランス脂肪酸の危険性に初めて言及しました。

生体膜を構成する脂肪酸の種類と比率で、全身の細胞の生命活動が正しく行われるか否かが決定づけられ、心身の健康状態を大きく左右します。そして、生体膜の脂肪酸を供給するのは毎日の食事です。

食事における脂質摂取のポイントは、「高オメガ3‐低オメガ6‐低飽和脂肪酸‐トランス脂肪酸ゼロ」。この基本中の基本を白鵬関にも再度伝え、彼自身も深く理解してくれました。実際、横綱・大関陣のなかでも白鵬関だけがいつまでも若さを保っているのは、当初から私のアドバイスを忠実に守ってきたからです。

病気がイヤなら油を変えなさい――。これは、アスリートにも一般の人にも共通する、老若男女に対する私からのメッセージです。

 

 

 

 

 

 

 

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