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3月6日

2018.03.06 Tuesday 15:05 | comments(0) | kpmi0008

3/25(日)は大阪、4/1(日)は東京にて、定例の「細胞環境デザイン学セミナー」を開催します。

今回のテーマは、「細胞から若返る食べ方・生活習慣」ですが、何といってもその根本となるのは“何を主食にするか”ということです。今回のセミナー案内チラシでも対比しているように、「玄米ご飯」と「食パンのトースト」では、主食としての価値に雲泥の差があるのは言うまでもありません。

これは、「玄米ご飯」と「白米のご飯」にも同じことが言えます。

玄米にはマグネシウムや亜鉛、ビタミンB群、食物繊維が豊富に含まれているほか、植物性タンパク質の摂取源としても優れている一方で、白米にはこれらがことごとく欠乏しています。皆さんにとっては、これらは全て“常識”だと思いますが、こうした栄養学的な側面を抜きにしても、両者には決定的な違いがあります。

その違いとは、【よく噛んで食べるかどうか】です。

玄米は、その外側が硬い糠(果皮や種皮)で覆われています。中のデンプン部分は炊飯によってやわらかくなりますが、糠の部分は炊飯後もかなり硬いままです。そのため、よく噛んですりつぶさないと飲み込むことができず、必然的に咀嚼回数が増えます。脳に満腹を知らせるホルモン(レプチン)は咀嚼によって分泌が促進されますから、玄米ご飯をよく噛んで食べていると、自然と適量で満足感が得られることになります。

これとは対照的に、白米はやわらかく炊き上がるため、よく噛まなくても簡単に飲み込むことができます。すると、咀嚼の刺激が不足してレプチンが適切に分泌されず、脳が満腹を認識しないせいで、“食べすぎ”につながってしまうわけです。

「よく噛んで食べましょう」というのは昔から言われていることですが、毎回の食事でこれを常に意識し続けるのはなかなか困難です。しかし、玄米ご飯を主食にしてさえいれば、特別に意識しなくても、自ずとよく噛んで食べることになります。

そもそも、江戸時代までは、白米のご飯を食べるのは将軍家などごく一部の人にすぎませんでした。ところが明治時代以降は完全に逆転し、大半の人が白米を主食にする世の中へと変わってしまったのです。そして、玄米を推奨する石塚左玄や桜沢如一といった人たちの考え方が、特別扱いを受けるようになりました。しかし本来は、玄米ご飯を主食にするのが日本のあるべき食事の姿なのです。

大阪と東京の定例セミナーでは、そんな“当たり前の食事”を改めて見直しながら、細胞から若返る食べ方や生活習慣について、さらに掘り下げてお話ししたいと思っています。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

◆細胞環境デザイン学セミナー【大阪】
http://kyorin-yobou.net/osaka/

◆細胞環境デザイン学セミナー【東京】
http://kyorin-yobou.net/tokyo/

 

 

 

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