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1月24日

2018.01.24 Wednesday 16:00 | comments(0) | kpmi0008

1月の初旬、香川県さぬき市の養鶏場で飼育されていたニワトリから、四国で初めてとなる高病原性鳥インフルエンザが確認されたとの報道がありました。その後、感染拡大を防ぐためという目的で、その養鶏場と、近くにある系列の養鶏場のニワトリ合わせて、約9万2000羽が殺処分され、それの焼却処分が1月22日に完了したそうです。

インフルエンザに感染したニワトリを助けるのではなくて、一緒に生活していた健康(半健康?)なニワトリも含めて、無条件に9万2000羽も焼却処分されたのです。その光景を神が見ていたら、「人間というのはここまで残虐な生き物になってしまったのか…」と嘆かれたことと思います。

また1月23日のニュースによりますと、京都のある住宅街で、野生のカルガモ3羽が死んでいるのが見つかったそうです。そして、その死体の遺伝子が検査された結果、3羽のうち1羽からA型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。その結果を受けて、環境省からは、感染が疑われる鳥や死骸には近づかないよう注意が必要とのコメントが出されています。他の2羽は他の理由で死んでいると思われますが…。

人間:「感染している生き物は焼却処分しろ。感染している可能性のある生き物には近づくな。」
ニワトリ:「いや、最も危険なのは人間でしょう。」
ニワトリがしゃべれるのなら、そのような反論をしたことでしょう。

何故こんな世の中になってしまったのかをよく考えなければなりません。
太陽光を満足に受けることもなく、思いっきり運動することも出来ない狭い養鶏場でニワトリを集団飼育すると、ニワトリの免疫力は極度に低下します。そして、健康に良いエサを食べさせるのではなく、早く大きくなって軟らかい肉がとれるようなエサを食べさせる。おまけに、免疫力が弱いからエサに抗生物質を混ぜて与える。

これは、決して養鶏に携わる人々を直接批判しているのではなく、そのような世界を作り上げざるを得なくなっている日本の状況を懸念しているのです。

より多くの人が、本当はどのようにあるべきなのかをもう一度考え直し、一致団結して正しい生き方を提案していこうではありませんか。

 

 

 

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